年明けからずっとiBlossom初ライブの内容づくりとレコーディングが続き、更新のタイミングが遅くなってしまいました。
最近、改めて感じているのは、「締切」というものは、人の日常生活や思考のリズムそのものを変えてしまう力を持っている、ということです。
久しぶりにその感覚を強く思い出しました。
レコード会社にいた頃は、CDを売ることが会社としての明確なミッションでした。
数か月前から制作に入り、印刷、プレス、流通といった工程を含めて、リリース日から逆算してスケジュールを組み立てていく。
その中で、締切は単に「守るもの」ではなく、「全員の生活を束ねる軸」のような存在だったように思います。
一方、配信が中心となった現在は、パッケージ製造にかかる時間が省かれ、音源が完成し、
写真さえ揃えば数日でリリースが可能になりました。
このスピード感は大きな進化ですが、関わる人数が少ない分、多少スケジュールが押しても影響は最小限で済んでしまう。
その“軽さ”に、いつの間にか慣れてしまう危うさも感じています。
以前、あるイベンターの方に言われた言葉があります。
「CDはリリース日があると言っても、その日から始められることがたくさんある。
でもライブは、その日が終わったらすべてが終わる。だから意識が違うんだよ」
今でも強く印象に残っている言葉です。ライブには“やり直し”がなく、
その一日、その一瞬にすべてが集約されるからこそ、締切の重みが違うのだと思います。
現在、iBlossomは3月8日のライブに向けた準備で慌ただしい日々を送っています。
それと同時に、もう一つの目標として、CDリリースに向けた制作の追い込みも続いています。
CDをほとんど買わないZ世代のメンバーたちと、なぜ今CDを作るのか。
そこには音楽という仕事が決して一人では完結せず、たくさんの人が関わり、
支え合って初めて形になるものだということを、体感してほしいという思いがあります。
今の時代、一人で制作し、発信し、評価を得ることは確かに容易になりました。
けれども最終的に、他人の心に届く表現を生み出すには、誰かの手助けや共感、信頼が不可欠です。
音楽も、ライブも、CDも、その積み重ねの先にしか存在しないのだと感じています。
今回、オリジナル4曲入りのCDをリリースする予定で進めています。
未来に向かって成長し続けるプロジェクトの姿を、そのまま日記のように表現した作品です。
この作品は、ライブ当日に初めて皆さまの前に姿を現します。
ぜひ手に取って、いまのiBlossomの立っている地点を感じていただけたら嬉しいです。
リリースの詳細は、後日あらためてお知らせしますので、少々お待ちください。
