実るということ。

花は熟すと、やがて果実になって実る。誰の目から見てもわかる、果実。
美味しい果実、酸っぱい果実、苦くて食べられない果実、いろいろあるけど、
いずれにせよ、実る。いつか僕たちも果実になる日を信じて進んでいっているつもりです。

だけど、正直に言えば、頑張ろうとしたのに実らないことも、あるなと、最近思うのです。
天気のせいとか、急に抜き取られてしまってとか、そんないろんな理由で実らない果実があるように。
ただ、iBlossomの活動が終わったあと、ぼーっとこれからを考えているときにふと思うことがあります。

花は実れば、誰の目にもわかる。
実らなかったのも、見ればわかる。
けれど、僕たち、人間が自分が実ったかどうか決めるのは、
結局、自分自身でしか判断できないのかなと。

他の人に実ってると言われても、自分でそう思えなければ、ダメなのかなと思います。
でもなかなか果実に値する人間って思えることってなかなかないのかなと。
大事なことは、自分自身が「実るに値する過程」を歩めているかどうか。
その過程に、100%納得できたとき、初めて「実った」と言えるのかもしれないと思ったのでした。

何も考えず、ぼーっとしているときに急に詩を書きたくなる瞬間。
みんなで一緒に音楽を奏でたくなる瞬間。
そんな瞬間を大事にしたいなと思ったのでした。

ただ、それらを束ねることができなければ、花束としてお客様に届けられません。
何をもって束として人に伝わるのかということ、その答えはまだ出せていませんが、
常に活動の中でその大切さを感じて、考えていかないといけないなと思っています。

そして、そういったことを考えさせ続けてくれるiBlossomの今の環境に感謝して、
前を向いて進み続けたいと思います。

3月8日。

この日の「開花宣言ライブ」は、私たちが果実になるまでの過程の、いちばん最初のステップだと思います。
渋谷 JZ Brat にて、初めての我々のパフォーマンスです。是非、お越しください。

この記事を書いた人

Bickyのアバター Bicky Piano

学習院高等科を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを卒業。現在、東京藝術大学大学院ピアノ研究分野修士1年に在籍。
これまでに、ピアノを菅谷京子、秋山徹也、金井玲子、迫昭嘉、御邊典一、實川風の各氏に師事。

2024年度、東京音楽大学および福島育英会の短期留学奨学生として英国ギルドホール音楽院に留学。
第7回東京国際ピアノコンクール第1位、第8回スペイン音楽国際コンクール第2位およびスペイン大使賞などを受賞。
STEINWAY STREET PIANO COMPETITION 2025 にて第1位を受賞し、同年11月にスタインウェイ&サンズ東京および大阪にてソロリサイタルを開催。

クラシックとポップスの両軸をもとに、自身のYouTubeチャンネル「ビッキー🎹Bicky Music Studio」での耳コピによるリクエストピアノライブや、iBlossomでの活動を通して、幅広いジャンルの音楽でリスナーと交流を続けている。