向かい風の先に

はじめまして。
iBlossomでピアノとキーボードを担当している Bicky です。
グループの中では、バンドマスターとして演奏面のまとめ役も務めています。

きっといつの日か、わかり合い、許し合える時がくる。
風に身をまかせ、歩き出す。振り向かずに進む。

……何の言葉か、わかりますか?
ピンときた方は、iBlossom に詳しくなってきていますね。
まだの方へ───これは iBlossom の初めてのオリジナル曲「風にまかせて」の歌詞の一節です。
僕は、この歌詞が iBlossom の目指す姿のひとつを示していると思っています。

「風に身をまかせ」とはよく耳にしますが、
ときには“身を委ねたくない風”もあります。その代表が、向かい風です。

iBlossom に向かい風が吹いたとき、僕たちは必ず「進む理由」を持っていなければならない。

そして個人的には、せっかくやるならメジャーを目指したいという気持ちがあります。
それが「進む理由」です。おっきい希望を持ってるから、だから向かい風がこれから台風並みに吹いてくるのでしょうが…。

iBlossomのメンバーはみんな、「言ったことを引っ込めたくない」タイプばかりです。プロデューサーの大越さんを含めて。笑

AOIが1番このグループで残したくないものを先日聞きました。「黒歴史」だそうです。
彼女の言葉を借りれば、挑戦して失敗するのは黒歴史ではなく、挑戦しないことが、黒歴史だそうです。

そう思えるからこそ、向かい風に対しても前向きに立ち向かえるのだと思います。
歩き続けることで、いつか向かい風が追い風に変わると信じています。

追い風になったとき、その流れに身を委ねることができれば、自ずとチャンスを掴めるのではないかと信じています。

とにかく諦めず、前へ進む。
それを体現できるグループでありたいと思います。
そんな我々の一瞬一瞬を、ぜひ見守っていてください。

この記事を書いた人

Bickyのアバター Bicky Piano

学習院高等科を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを卒業。現在、東京藝術大学大学院ピアノ研究分野修士1年に在籍。
これまでに、ピアノを菅谷京子、秋山徹也、金井玲子、迫昭嘉、御邊典一、實川風の各氏に師事。

2024年度、東京音楽大学および福島育英会の短期留学奨学生として英国ギルドホール音楽院に留学。
第7回東京国際ピアノコンクール第1位、第8回スペイン音楽国際コンクール第2位およびスペイン大使賞などを受賞。
STEINWAY STREET PIANO COMPETITION 2025 にて第1位を受賞し、同年11月にスタインウェイ&サンズ東京および大阪にてソロリサイタルを開催。

クラシックとポップスの両軸をもとに、自身のYouTubeチャンネル「ビッキー🎹Bicky Music Studio」での耳コピによるリクエストピアノライブや、iBlossomでの活動を通して、幅広いジャンルの音楽でリスナーと交流を続けている。