このプロジェクトをスタートしてから、約半年が経ちました。
クラシックを学んできたメンバーに「ポップスを演奏してみない?」と声をかけた、ある意味“無謀”な挑戦。
でも、ポップス畑出身の私から見ると、その確かな音楽的基盤は羨ましくもあり、そしてメンバーは毎回楽しそうにパフォーマンスしてくれています。
今の時代は、「触れてくれるけれど、なかなか定着してくれない時代」だと感じます。
たとえるなら、服を試着しても購入には至らないようなもの。
では、どうしたら“くっついて”もらえるのでしょうか。?
明確な答えは出せていませんが、一つ言えるとすれば「外から見て楽しそうに映ること」が大切なのではないでしょうか。
iBlossomは「なんか華やかで、楽しそう!」と思っていただけるグループを目指しています。
ミュージカルの世界では、主役を得るためにピラミッドの頂点までオーディションを勝ち抜いていくことが求められます。
一方、ポップスの世界には基本的にオーディションはなく、活動を通じて「ファンをつけていくこと」が必要です。
最終的に頂点に立つのはどちらも一握りに過ぎませんが、ポップスには「プロセスを楽しみながら活動できる」という大きな魅力があります。
iBlossomの4人のシンガーは、それぞれ声質も役割もまったく異なり、強い個性を放っています。
さらに、それを支えるピアニストとチェリスト。この6人のユニークな編成だからこそ、幅広い音楽ジャンルに挑戦できるのも魅力の一つです。
トライ&エラーは当たり前。失敗を恐れず、常識に縛られず、興味のあることにどんどん挑戦していく――。
この 「Harvest Diary」 では、メンバーの日常の音楽活動や舞台裏のエピソード、まだ知られていない魅力を少しずつお届けしていきます。
近くに寄り添って、応援していただけたら嬉しいです。
そして近い将来、皆さまに心から喜んでいただける“歌の花束”を届けられるよう、これからも歩みを進めていきます。どうぞ温かく見守ってください。
